長女を妊娠して初めて里帰りした時は右も左もわからずてんやわんやしていた黒やぎさん。
ただ1回にかかる妊婦健診費用に怯えながら生活していたのを覚えています。
貯金まじでなくなるかと思った
そもそも里帰り先が遠方だと妊婦健診費用が自費だということを知らなかった黒やぎさん。
おまけに里帰り先の病院では健診でちょーーーっとでも気になることを見つけるとすぐに精密検査するんですよね。
と何度思ったことか…苦笑
だから妊婦健診後のお会計が毎回1万円以上!私めっちゃカモにされてるなと感じていました。
ですが、妊婦健診費用は一定の額で戻ってくるので安心してくださいね。
ここからは里帰り出産の方に向けて
- 償還払いの手続き方法
- 償還払いの手続きをスムーズにするためにやるべきこと
などをご紹介します。
里帰り先の病院に償還払いを行う旨を伝える
里帰り先の病院に分娩予約をする際に、その病院のスタッフから
という旨が伝えられられると思います。
なので
と伝えましょう。
そして里帰りして初めて病院に行くとき、受付の段階で
- 里帰り出産であること
- 里帰り終了したら償還払いの手続きをやる
とはっきり伝えてくださいね。
- 里帰り先での病院では妊婦健診検診は自費
- 受付で償還払いをやるから大丈夫と伝える
妊婦健診助成券は里帰り先の病院でも提出する
里帰り先での病院では妊婦健診のための助成券は使えません。
ですが、償還払いの手続きのためには必要になるので健診の日は提出してくださいね。
すると健診内容に応じて対象となる助成券に記入しててくれるので、後で手続きするときに自分の負担が少なくなりますよ。
- 里帰り先の病院でも必ず助成券を提出する
お会計時の領収書と一緒に保存する
妊婦健診がおわるとお会計になりますが、助成券が使えないので全部自費になります。
だいたいですが、私が通っていた産婦人科だと1回の検診費用が5,000円から1万1,000円程度になりました。
妊婦健診費用は産婦人科によって本当にまちまちだと思います。
【ちなみに私が通っていた産婦人科の場合…】
・長女→何かとこじつけて1週間ごとの受診&会計は1万円越え
・次女→助成券が使える範囲内での受診&手続でほぼ全額戻った
もし出産費用などを抑えたい場合は、里帰り先の病院を選ぶ際に費用の面でもちゃんと見ておいた方が得策です。
話が脱線してしまいましたが…。
お会計時に領収書と明細書、その日の健診に当てはまる助成券をもらいますのでまとめて保存します。
おすすめはクリップでまとめて留めておいて、ファイルにしまうのが一番楽ですよ。
もし里帰り先の病院が助成券の枠内に記入を断った場合、
お会計のときに
と聞いておきましょう。
また償還払いの手続き申請時に、妊婦健診時に撮ったエコー写真の提示を求められる場合もあります。
なので、可能であれば領収書と助成券、そしてエコー写真を一緒に留めておくのがオススメです。
- 妊婦健診を受ける度、里帰り前に使っていた妊婦健診助成券を受付に提出
- 会計時にもらった領収書&明細書と妊婦健診助成券は一緒にして保管する
- 可能であればエコー写真や検査結果の用紙も一緒にして保管する
里帰り終了後、保健センターに行く
里帰りが終わったら、とりあえず保健センターに行きましょう。
保健センターで手続用紙にそれぞれ記入していきます。
ちなみに私の住んでいる市の申請用紙は大体こんな感じ。
助成券の内容がずらっと書かれているので、当てはまるところに月日を書いていきます。
手続きする際に必要なものは以下の7点(自治体により異なる)
- 申請用紙
- 里帰り先で書いてもらった妊婦健診助成券
- 領収書&明細書
- 妊婦健診時に撮ったエコー写真
- 印鑑
- 顔写真付きの身分証明書
- キャッシュカードのコピー
窓口に提出すると係の人が
申請用紙に書いてある日付と妊婦健診を受けた日、そして領収書の日付が合っているかなどの確認が行われます。
手続きが終了すればおしまい!
大体2〜3週間程度でどのくらい振り込まれるかの案内が来ますので待ちましょう。
ではここからは償還払いをやる上での注意点をまとめていきますね。
出産するまでは何があっても全部自費
妊婦健診時、本来なら妊婦健診助成券が使えるはずなのに里帰り先の病院になると使えなくなるのは本当に辛いところ。
分娩時には出産一時金が支給され、直接支払い制度を利用すれば負担額は軽くなると思いますが、出産するまでは全部自費になります。
妊婦健診1回につきかかる金額は約5,000円〜1万円。選ぶ産婦人科によってはそれにプラスして検査を行う場合もあります。
ちなみに妊婦健診の内容は地方自治体によって様々。
なので住んでいる県では別にやらなくて良い検査でも、里帰り先の病院では必須…なんてこともあります。
また、産婦人科によっては必要以上に検査するところも中にはありますので注意してくださいね。
助成券の範囲内でしか償還払いの申請は出来ない
先ほども書きましたが、県や市など自治体によって妊婦健診内容は様々です。
なので、妊娠初期に住んでいたところで行った検査を、里帰り先でもう一度やることになったり、逆にやってもらえなかったりすることがあります。
里帰り先の自治体の方針に沿って健診を受けないといけないので、健診内容が足りない場合どうしてもやらざるを得ません。
その場合は助成券から内容が外れるので、必ず自費になります。
なので私の場合になりますが、里帰り出産が終わって償還払いの手続きをした時、大体70%から80%程度しか返ってきませんでした。
ここまで里帰り出産経験者が語る償還払いの手続き方法や注意点をご紹介しました。
里帰り出産は安心してゆっくりできる分、お金はどんどんなくなるし、初めての手続きばかりで不安になりますよね。
ですが、妊婦健診費用はちゃんと申請すればある程度はちゃんとお金が戻ってくるので安心してくださいね。
無事に手続きできることを祈っております。
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